私が好きなのはキミだけだから。


俺だけじゃない


お前には栗原や玲だっている


お前は1人なんかじゃないよ


だから、もっと周りを頼れよ





俺らは絶対に


お前を裏切ったりしない





泣いているめいの頭を自分の方に寄せて、頭を撫で続けた



「スースー」



え、もしかして……寝てる?



めいの顔を覗くと、案の定眠っていた

きっと、泣き疲れたんだな




だとしても、どんだけ無防備なんだよ………




俺以外の男なら完璧襲ってるぞ


俺だって理性抑えるだけで精一杯だっつーの



「はぁ……….」



俺はめいをそっとお姫様抱っこでベッドへ運んだ




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