私が好きなのはキミだけだから。



……………え?




今、私……………


大翔に告白された?



「ほ、本当に?」



「あぁ………俺はこの2年間、ずっとめいのことだけを想ってきた。だから、また会えたときに絶対に伝えたかったんだ。もう、めいから逃げたりしないよ」




大翔の真っ直ぐな目が私を捕らえる




少し前の私なら、ないて喜んだかもしれない



だけど…………



「…………ごめんなさい」



今、私の心のなかにいるのは大翔じゃない


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