あの頃のキミはもういない
愛奈said
結衣が先生のところへ行ってしまい、今は屋上で雅也君と2人っきり。
あー。
もうバカァ!
2人っきりになんてなったらドキドキで心臓破裂しちゃうじゃないのー!
小さい頃から好きなはずなのに、何で今こんなにドキドキしてるんだろう。
小さい頃は普通だったのに。
「愛奈はさ。その……小学校とか中学校で彼氏とか……いた?」
え?
何でそんな事聞くの?
……あ。
もしかして、話題ふってくれてる?
「ううん。いなかったよ」
だって、ずっと雅也君の事好きだったんだもん。
もちろん今も好き。
「……そっか」
気のせいかな?
雅也君、なんだか嬉しそう。
なんかこっちまで嬉しくなっちゃうな。
その後、私達は他愛もない話をして、盛り上がった。
この会わなかった期間で、何があったかお互い話した。お互いの2人の時間を埋めるように、お互い話した。
「よし、そろそろチャイム鳴るし、帰るか!」
「うん!」
教室に戻ろうと私達が立ち上がった、その時
「雅也ぁ♪」
私達の前に姿を現したのは、雅也君の婚約者のあの女の人だった。
結衣が先生のところへ行ってしまい、今は屋上で雅也君と2人っきり。
あー。
もうバカァ!
2人っきりになんてなったらドキドキで心臓破裂しちゃうじゃないのー!
小さい頃から好きなはずなのに、何で今こんなにドキドキしてるんだろう。
小さい頃は普通だったのに。
「愛奈はさ。その……小学校とか中学校で彼氏とか……いた?」
え?
何でそんな事聞くの?
……あ。
もしかして、話題ふってくれてる?
「ううん。いなかったよ」
だって、ずっと雅也君の事好きだったんだもん。
もちろん今も好き。
「……そっか」
気のせいかな?
雅也君、なんだか嬉しそう。
なんかこっちまで嬉しくなっちゃうな。
その後、私達は他愛もない話をして、盛り上がった。
この会わなかった期間で、何があったかお互い話した。お互いの2人の時間を埋めるように、お互い話した。
「よし、そろそろチャイム鳴るし、帰るか!」
「うん!」
教室に戻ろうと私達が立ち上がった、その時
「雅也ぁ♪」
私達の前に姿を現したのは、雅也君の婚約者のあの女の人だった。