あの頃のキミはもういない
雅也said
ふぁー
ねむ。
朝から何でうぜぇ長い先生の話なんか聞かなきゃなんねぇんだ。
正直集会とかいらねぇと思う。
あったって、一部の悪い事した奴の説教じゃねぇか。
それなら生徒指導でそいつらだけ呼び出して説教しやがれって、マジで思う。
こんな事してっから、逆に悪い奴が増えんだよ。
なんて、心の中で愚痴ってるとあっという間に集会が終わった。
何か考えてたらあっという間だな(笑)
「あ。ねぇ君さ」
「あ?」
眠たすぎて、返事が冷たくなっちまう。
あーやっちまった。
「君さ、藤谷さんとどういう関係?」
ブチッ
は?
何だ、こいつ。
何でこんな馴れ馴れしく俺と喋ってんだよ。
つか、知らねぇ奴だし。
それに『藤谷』って、愛奈の事だよな?
何でこいつが俺に愛奈の事聞いてきてんだよ。
訳分かんねぇ。
「お前、誰?」
「聞いてるのこっちなんだけど?(笑)」
こいつが笑うとなんか腹が立つな。
あー殴りてぇ。
「別にあいつとは何もねぇよ。ただ」
「ただ?」
俺はそいつをギロッと睨み
「彼女にしようなんて思うな。愛奈は誰にも渡さねぇから」
そう言って、その場から立ち去ろうとした。
このムカつく野郎と一緒にいるとこ愛奈に見られたくねぇから。
でもそいつの一言で俺の足は止まった。
「へぇー。君はあの子が好きって事か」
「……だったらどうだって言うんだよ」
「面白い」
何がだよ。
「君がライバルって訳だ」
はぁ?
何勘違いしてんだよ、こいつ。
俺がお前なんかに負ける訳ねぇだろ。
そう思っていたのは、あますぎた。
まさかあんな事になるなんて、知らなかったんだ。
ふぁー
ねむ。
朝から何でうぜぇ長い先生の話なんか聞かなきゃなんねぇんだ。
正直集会とかいらねぇと思う。
あったって、一部の悪い事した奴の説教じゃねぇか。
それなら生徒指導でそいつらだけ呼び出して説教しやがれって、マジで思う。
こんな事してっから、逆に悪い奴が増えんだよ。
なんて、心の中で愚痴ってるとあっという間に集会が終わった。
何か考えてたらあっという間だな(笑)
「あ。ねぇ君さ」
「あ?」
眠たすぎて、返事が冷たくなっちまう。
あーやっちまった。
「君さ、藤谷さんとどういう関係?」
ブチッ
は?
何だ、こいつ。
何でこんな馴れ馴れしく俺と喋ってんだよ。
つか、知らねぇ奴だし。
それに『藤谷』って、愛奈の事だよな?
何でこいつが俺に愛奈の事聞いてきてんだよ。
訳分かんねぇ。
「お前、誰?」
「聞いてるのこっちなんだけど?(笑)」
こいつが笑うとなんか腹が立つな。
あー殴りてぇ。
「別にあいつとは何もねぇよ。ただ」
「ただ?」
俺はそいつをギロッと睨み
「彼女にしようなんて思うな。愛奈は誰にも渡さねぇから」
そう言って、その場から立ち去ろうとした。
このムカつく野郎と一緒にいるとこ愛奈に見られたくねぇから。
でもそいつの一言で俺の足は止まった。
「へぇー。君はあの子が好きって事か」
「……だったらどうだって言うんだよ」
「面白い」
何がだよ。
「君がライバルって訳だ」
はぁ?
何勘違いしてんだよ、こいつ。
俺がお前なんかに負ける訳ねぇだろ。
そう思っていたのは、あますぎた。
まさかあんな事になるなんて、知らなかったんだ。