Dear.最愛の君へ【短編】

君に贈る最後のラブレター



反抗期で倦怠期な馬鹿な元カレぇ


これが最後のラブレターです。



君はうちの事を誰よりも
分かってくれてたよね

大人ぶったうちを等身大で
見てくれてたし

見守ってくれてたね?


君の真っ直ぐで純粋な所が
好きだったのに

いつしかそこがムカついて

君に歩み寄る努力を怠ってしまったね

本当にごめん。


うちといったら君

君といったらうち

これが当たり前でしっくりきてた


当たり前じゃない事が当たり前になってて

それで君を傷つけたね

ごめん


うちが君に甘え過ぎて
自分の事ばかりになってる時も

君はうちの事考えてくれてたね


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