誠へのミチ
足を早めた
部屋に戻ると隅で膝を抱えていた
沖田「弥生、さん?」
返事はなくて傍に寄ると
涙を流しながら寝息を立てていた
弥生『……ゃ……ご、めな…ぃ…』
ーいや、ごめんなさい?
弥生さん…守れなくてすいません
手を汚させてしまって…
布団を敷いて
弥生さんを寝かせた
そっと頭を撫でた
いくら強くてもあなたは女性で
あの場面は…早すぎたのでしょう
起きたら、謝ります
心が癒えるように…支えたい