誠へのミチ


沖田「弥生さん、…昨日はすいません。あなたは強くても女の子で、なのに人を斬らせてしまった」




いきなり驚いた
確かに私は、人を斬った事が怖くて

だけど、あの猫のせいでそんなのどうでも良くなってた…




弥生「沖田さん、あたしあの時はどうしょうもないくらい怖くて、だけど今はただ皆さんの力になれた…コレで皆を守れる。そう思ったら、もう大丈夫です」




沖田「でも、…っ!」




そう言って起き上がる沖田さん
その顔は悔しさともどかしさが詰まっていた




沖田「それでも、僕は君を守りたかった刀なんて振らせたくなかった」




唇を噛む沖田さんにあたしは思わず抱きしめてしまった




弥生「沖田さんの気持ち凄く嬉しいですが、私は自分で刀を持つことを決めましたから」




子供をあやすように頭を撫でた
大丈夫だよ、そういう気持ちが伝わるように




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