誠へのミチ


芹沢「そろそろ酔いが回ったのか…儂は帰るぞ近藤」




近藤「はい、ありがとうございました」




弥生「部屋まで付き添います」





2人で並んで歩く
まるでこの後の事を暗示するように
真っ黒な雲…殴り打つ雨が降り注いでいる。





門の入り口に着き中へ入ろうとした




芹沢「ここで待て…梅をココへやる。島原で頼んだことよろしくな」




弥生「芹沢さんっ…」




後ろ姿に呼びかけた声は芹沢さんには届かなかった






< 179 / 300 >

この作品をシェア

pagetop