誠へのミチ


梅「弥生はん…あの人の傍に戻らせてもらうね」




弥生「駄目です!芹沢さんはそれを望んでません」




そう、あの人の最後の望みだからこそ
叶えてあげたい。




梅「ふふ、やっぱり弥生はん分かり易いわ。ありがとうでもね、最後の時くらいあの人の傍を離れず添い遂げたいの」





弥生「梅さん……分かりました。芹沢さんの元にお連れします」





バカだな…私も。
でもこの意思の硬い瞳を揺らすことなんて
私にはできない。




梅「ありがとう…」




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