誠へのミチ


永倉「あ、弥生ちゃん大丈夫か?ここの浪士はあらかた片付いた」




あれ…怪我してない
戦いが終わってる…変わった、の?





弥生「近藤さんや平助のいる向こうが手強くて…」




永倉「そうか、なら向こうへ行こう」




そう話す永倉さんの背からチラついた光る何か…もしかしてっ!!!!!



ーーードンっ!!!!!




永倉「弥生ty....うわぁっ!!!」




ーーバダンッ!!!




長州「うぐぁ…っ」




永倉さんを押し退けると床へと勢いよく倒れこむ長州浪士




ーーーぐさっ!!




長州「ゔがぁぁああっ…………」





息の根を止める……
動かなくなる浪士をみつめる
私もれっきとした殺人者

でも、後悔はない
この手で守れたんだから…。




永倉「あ、ありがとう弥生ちゃん」




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