誠へのミチ


ーーっ!!



弥生「シィーー。」




体を咄嗟に放し人差し指で沖田さんの唇にあてがう。
そしてゆっくり首を振った。




弥生「言わないで下さい…」




沖田「どうしてっ僕は……!!」




その時のあたしは何も言えなかった
沖田さんは言葉を紡ごうとして黙った
きっと…あたしが泣いてたから




弥生「ありがとう、ござい…ます…ごめん…なさい」




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