god of death ー死神ー【のろのろ更新中】


『おっちゃん大丈夫か?』



「え、あ、は、ああありがとう!!」





おっちゃんは俺の声でやっと状況が掴めたのか礼を言って来た




『おっちゃん、俺はそんな礼をされること何かしてないぜ?ちょっとうざかったから蹴散らしただけだ』



「いや、でも俺は助かったからな!」




無邪気な笑顔を浮かべるおっちゃん


てか、おっちゃんすごい美形



年齢も二十代ぽいしだから、おっちゃんは駄目だったか?


いやでも俺からして見ればおっちゃんだし大丈夫か





『おっちゃんって何歳?』



「俺か?今年で38だ!」




えっ、は?めっちゃ若くね?



『おっちゃんもっと若いと思ってた』



「ハハッ、おだててもなんも出ねえぞ」





この人、本当にカツアゲされてた人なんだろうか?




『おっちゃん、俺そろそろ行かねぇと。あっそうだ、おっちゃん名前教えてよ。
俺は蒼空。』



「俺は、時稀だ!またな!」




そう言って俺達は別れた



その時はまさかまた再開するなんて思ってもいなかった





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