運命のシンデレラⅠ
「あぁ楽しかった。また会えるといいな」
彼女は手を振りながら歩いて行った。
俺もふりかえした。

なんでまた会いてぇっていえないんだよ
もう、あえないかもしれないのに。




「あ゛ー」
俺はなにしてんだか。

あーあ…

俺は消失感におそわれた。


俺の初恋終わった…

俺は知らなかったんだ。
彼女は意外に近くに居て、このあとすぐ再開できるってことを。



そんなとき、俺は呆然と初恋はかなわない。ってホントなんだとか、
バカらしいこと考えてた。



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