氷姫[未完]
ーーー漣の表情が変わる
ガタッ
バンッ!!!!
机に手をついて、叩いただけなのに大きな音が鳴り響いた
今日は、いつもと違う
いつもなら、笑って…
そして
ドサッ
「…キャッ!?」
私が立ち上がれば、そのまま床に押し倒された。
どうしたんだろう
いつもと違いすぎて、どうしたら良いか分からない。
「…漣?」
「なぁ、もうやめとけよ」
「何を?」
真剣にこちらを見つめるから、目線を少し横に向けた。
「坂木の事と仕事の事だよ。」
「何で、漣にそんな事決められなきゃいけないの?」
「噂」
その一言で、分かった。
漣が、どうしてこんなことを言うのか…