氷姫[未完]
漣の気持ちと私の気持ち
駐車場まで来ると、義竜は車のドアを開けた
「乗れ」
私は、無言で敵の車に乗った。
沈黙が、30分続いた。
その後の記憶は、ない。
目が覚めると、駐車場にいた。
時間は、20時を過ぎていた
「ん~、着いたの?」
「あぁ」
車からおりたが、そこには何もなかった。
「なにも、ないけど?」
「結界がはってあって、見えないだけだ」
結界使いまで、いるの!?
「入るぞ」
ガチャ
結界使いは、義竜か…。
結界を解いて、私を中に入れてくれた。