氷姫[未完]
「姫香もう、行くのかい?」
少し寂しそうな瞳で、こちらを見つめる。
私は、その眼に弱いんだ。
「はい、仕事がありますので」
着替えながら、私は質問に答える。
「そうか」
着替え終われば、一礼をして
私は、部屋を出た。
部屋を出て、リビングに向かった。
「…!?」
「何、驚いた顔してんだよ?」
「いや、漣がこんな時間にいるの珍しいから」
一瞬驚いたが、いつもの笑顔で話を進める。
メニュー