【完】ポーカーフェイスがお得意で
冷たい私と近づく彼
「城野さん、これお願いできるかな。」
いつ見てもかっこいい上田さん。
仕事ができて、優しくて、気がきいて...
どうしたらあんなにパーフェクトな人ができるんだろう。
好きだなぁ。
やっぱり私、上田さんのこと好きだなぁ...。
そんなこと思ってるなんて彼は知らず、私に来週の会議の資料の印刷を頼む。
「わかりました。
お昼までに机に置いておきますね。」
冷静に返す私だけど...
本当はこんなんじゃない。
心臓はバクバク飛び出てくるんじゃないかってくらいひどいことになってる。
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