【完】ポーカーフェイスがお得意で

「...もういいですから!
まったく...」

「ハハハ、照れてる柚愛ちゃんもかわいい♪
んじゃ、俺の家行こう?」

耳を疑った。

「...はい?」

「え?
今日俺の家泊まるでしょ?」

「い、いや、
聞いてないし...
何も用意してないっていうかあのそのえと...」

「あれ、柚愛ちゃん何か期待してるの?」

ケロッとした顔で言いつつ、私の方へ近寄ってくる優疾さん。

「いや...な、何も期待してませんって!」

どんどん距離が縮まる...
< 20 / 37 >

この作品をシェア

pagetop