【完】ポーカーフェイスがお得意で

そして、私は上田さんと
ランチに行くことになって。

周りからの視線が痛いよ。

やっぱり上田さんの人気、半端ない...

「モテるんですね。」

なんでこんな話題を引っ張り出してくるんだ、私...

「どーかなー。
でもあれ、絶対俺の性格とか
どーでもいいよね。」

いつもとは違う彼を見た気がして、思わず顔を覗き込む。

「そうなんですか?」

「アハハ。そーでしょ。
俺顔は普通の人より
いいと思うよー。」

「それ自分で言いますか...」
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