ありがとう。さようなら


『お家ってここ?』
―うん。ここだよ―

そう言って建物の中に入って行く小さな私。


まるで私に『来て』って言ってる見たい。

私は建物の中に吸い込まれる様に入って行った。


―お姉ちゃん、こっちだよ―


声のする方に行くと、そこには女の子は一つの部屋に居た。


その部屋は見覚えがあった。
なぜなら私の部屋だから。


その中から女の子は一通の手紙を持って来たのだ。


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