【完】グリム童話〜隠されたストーリー〜
「まあ、とっても綺麗な腰紐」

「どれどれ、私がつけてあげよう」

そして、物売りに化けた女王は腰紐を締め上げ白雪姫の息を絶えさせた。

「ふふっ。死んだか」


そして物売りは来た道を帰って行った。


しばらくして7人の小人が帰ってきた。
家の前で倒れている白雪姫に気づき、小人たちは急いで腰紐をハサミで切った。

すると白雪姫の息が戻りはじめた。

それを知らない女王はまた鏡に聞く。

「鏡よ鏡。世界で一番美しい人は誰?」

「世界で一番美しい人。それは森の中に住んでいる白雪姫です」

「白雪姫は死んだはずだ⁉︎」

女王は白雪姫が死んでないと分かり、次の作戦に入った。
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