【完】グリム童話〜隠されたストーリー〜
「何!白雪姫はくしをさして殺したはず。さてはあの小人達だな?」

怒りに怒った女王はリンゴ売りに化けた。


そして毒リンゴをカゴに沢山入れ、白雪姫の所へ向かった。


その頃白雪姫は、
「白雪姫、知らない人が来てもドアを開けちゃダメですよ?」

と小人に注意を受けていた。

「わかったわ。ごめんなさい、小人さん」白雪姫は小人達に謝ると、小人達を見送りドアに鍵をかけた。

すると向こうから一人のお婆さんが歩いて来て、
「リンゴはいりませんか?とっても美味しいリンゴだよ?」

と白雪姫に言ってきた。

「ごめんなさい、いらないわ」

するとお婆さんが
「このリンゴはどこにも売ってないリンゴで、とっても甘いんだよ、一口だけ食べてご覧?」
と言ってきた。

白雪姫は、一口だけなら…とそのリンゴを食べてしまった。

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