ひなたぼっこ~先生の、隣~ 【先生の休日】
「・・・え?」
妹尾の表情が笑みから、真っ赤な顔に変わった。
゙一緒に入る ゙?ってー・・・俺は、何言ってんだ!?
「・・・なぁんて、冗談だよ。風呂入れるから先に入れ」
なんてことを口走ってしまったのかと後悔しながら、バスルームから出た。
「はぁ・・・」
「先生」
バスルームから妹尾が出てきた。
「どうした?」
「あの・・・」
「ん?」
「えっと・・・」
「?」
妹尾は俯き、言葉を探しているように見えた。
ピーピー
風呂が満タンになったサインが鳴った。
湯はりコールもついてるのかー・・・立川家、すげぇな。
「とりあえず、風呂止めてくるわ。話はその後ー・・・」
バスルームに向かって一歩踏み出そうとした時、背中にどんっと何かがぶつかってきた。