青木くんにはご用心!!
「朝から声が大きいよ?すごいうるさい」
青木くんはにっこり笑いながら言う。
顔だけ見れば爽やか。
めちゃくちゃ眩しい。
「そ、そんなこと言われても!!びっくりするに決まってるじゃないですか!!!!」
「驚くにしても声大きすぎ。てか木崎さんって………」
ベランダの手すりに頬杖をつきなごらじーっと私を見てくる青木くん。
「な、なに………?」
「……着痩せする方なんだね」
はい????
へえ〜と言いながら微笑む青木くん
「??」
不思議に思って私は青木くんの視線をたどる。