シークレットLOVE
「ごめん。全然気づかなくて…わっ!」
「!?」
―――ドサッ!
ひかるは、急いでいたせいか、ドアを開けた瞬間、ズボンの裾につまづき、前に居た葵ごと倒れる。
「…ひかる…お前…」
「!?」
こっ、これは…!
ひかるは倒れた拍子に、葵を押し倒してしまったあげく、とっさにひかるを支えようとしたのか、葵の手が思いきりひかるの胸に当たっている。
「お前…女だったのか?」
「!」
バ、バレた…!
しかも、この体制は…
心臓爆発しそう!!!