わたしの中の 私
その後お互いに無言の状態が続く。

静まりかえった部屋のこの空気が、とても堪えられない。

何をしていいのかどうしたらいいのか分からず、器を片付けた後ずっとキッチンに立っているのも変な気がしてリビングのテーブルに戻る。

取り合えず、先程と同じように部長の向かいに座った。

そこで、両膝に手を置いて正座をしてずっと座っていた。


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