わたしの中の 私
資料室の扉が閉まると同時に、部長は乱暴に鍵を閉めてしまう。


「ぶ……どうしたんで……ふぅ……ん……。」


部長はひとことも発することなく、突然私の唇を自分の唇で乱暴に塞いだ。

背にはスチール製の本棚。

私は本棚に寄りかかる体勢なってしまい、完全に逃げ場がなくなってしまう。

部長は、片足を私の股の間に入れた。

そして私の口内に舌を滑りこませた。

私は抵抗も出来ず、部長のされるがままに身を任せた。

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