わたしの中の 私
一週間が過ぎ、同期メンバーと約束した飲み会の日をむかえた。

私は、吉田さんからメールで指定された場所へ行った。

貸し切りになっていた個室には、何人かがすでに集まっていた。


「優葉久しぶり!」


「香菜も元気だった?」


久し振りに会えた喜びに私は興奮した。

他愛もない話しや自分の課の話しで盛り上がり、気付がつくといつの間にか21時が過ぎていた。

私はスマホを鞄から取り出し画面を見ると、メール通知が表示されていた。

マナーモードに設定し鞄に入れていたため、メール受信されていたことに全く気づかなかった。

確認すると、部長からのメールだった。


『終わったら連絡くれ。』


簡単な内容だった。

誰ともなくそろそろお開きにしようかと声が出たので、すぐに解散となった

二次会への誘いを受けたが、部長メールが気になり
断り店をあとにした。


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