わたしの中の 私
甘く長いキスが終わると、
「俺さ、大阪へ1週間出張行っていてこれなかったんだ。
早く優葉に会いたかったよ。」
部長は満面の笑みを浮かべていた。
「あっ、これ、お土産。」
鞄から紙袋を取り出し、私に渡した。
部長から視線を外し、袋を開けた。
「……これウケ狙いですか?」
紙袋にはたこ焼きに楊枝が刺さった、携帯ストラップ
が入っていた。
私は思わず笑ってしまう。
「……いらないなら、捨ててもいいんだぞ。」
「捨てませんよ。矢嶋さんが買っている所を想像したらおかしくて……。」
「……良かった……優葉の笑顔が見れて……。」
部長は私を抱きしめた。
「俺さ、大阪へ1週間出張行っていてこれなかったんだ。
早く優葉に会いたかったよ。」
部長は満面の笑みを浮かべていた。
「あっ、これ、お土産。」
鞄から紙袋を取り出し、私に渡した。
部長から視線を外し、袋を開けた。
「……これウケ狙いですか?」
紙袋にはたこ焼きに楊枝が刺さった、携帯ストラップ
が入っていた。
私は思わず笑ってしまう。
「……いらないなら、捨ててもいいんだぞ。」
「捨てませんよ。矢嶋さんが買っている所を想像したらおかしくて……。」
「……良かった……優葉の笑顔が見れて……。」
部長は私を抱きしめた。