わたしの中の 私
「俺は、優葉が好きだよ。
今さら優葉を手離す気なんて全然ない。
真剣に付き合って欲しい。
……結婚して欲しい。」


「……えっ?」


私は、あまりの展開の早さに思考が追いつかなかった。

「俺の事、嫌いか?」


「嫌いとかじゃなくて……好き……。」


私の頬が熱くなるのを感じた。

「結婚することで問題ないな返事は?」


「えっと……その……は……い。」


部長の気迫に圧倒しうなずいた……。
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