"Another time"




みんなでクリスマスパーティーをした。



君と目があったとき
最近おかしかった君は


手招きしてみんながいる部屋をでた。

私は嬉しくて、

ついていった。

君は、

「メリークリスマス」
って、小さな箱を私に渡して

またみんながいる部屋にもどるとき



「ごめんな。別れよう。」



今までの日々が嘘みたいだった。
隣で笑っていた
君はもういないのだろうか。

もう私の隣では
笑ってくれないのだろうか。


涙もでなかった。泣けなかった。
悲しいのに
どうしてだろう。



ただ、机の上においてある
君へのクリスマスプレゼントが
寂しく泣いていた。
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