白の王子と黒の女王
「悪い。わかってるよ。お前のこと。
でも、その願いは聞けない」

「どうして!?
手は、夢をつかむために握るんだ。
人を殴るためじゃない!」

「かもな。


私はここのトップだ!!
私が握らなきゃ誰も動かないよ。

それに、殴るためだけじゃない。
誰かを守るために、闘うんだ。」


私たちはそういう世界にいる。

引き返せないんだ。ここが夢だったから。

それに・・・・

< 19 / 53 >

この作品をシェア

pagetop