彼の事が好きすぎる私。
夢の続き
家に帰った花梨はただいまも言わず部屋へと走り、ベッドに飛び乗った。
嬉しくて幸せでー。
側にあったくまのぬいぐるみをおもいっきり抱き締めた。
「……小湊先輩……」
携帯を開き電話帳を見る。
そこには帰りに貰ったばかりの亮のメアドや電話番号が入っている。
すると突然花梨の電話から着メロが鳴り出した。
メールを開けるとそこには会いたくてたまらない人の通知。
『今日はありがとう。これからもよろしく。 亮』
亮、亮、亮……
こんなにも愛しい気持ちになるなんて。
再びぬいぐるみを抱き締めた。