彼の事が好きすぎる私。

帰り道、さんざん亜果利に聞かれファミレスに入り告白した。

この日亮は部活だった。

「えっ!?キスっ!?」

「しっ!亜果利声でかい!」

はっと口に手をあてるがもう回りには聞こえていたらしく嫌な目で見ている客も何人かいた。

「それでそれで……なんでそんな感じに……」

「うーん、なんか雰囲気?なのかな。流れっていうか……勢いでもないし……」

「それでも花梨すごいよ。先輩、花梨の事ベタ惚れだね。そう見た」

「そ……かな?」

「うんうん、この小学校からの幼なじみの亜果利様が言うんだから間違いない」

「何それ」

それが面白おかしくって笑いながらいろんな話をした。

それからしばらくして2人はファミレスを出て別れた。

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