彼の事が好きすぎる私。

「帰ろっか……」

ちょうど時は5時。もともと友達と残るつもりだったけど小湊先輩と帰れるならいいかー、と思い鞄を持った。

小湊先輩は私の手を取り自分の手と重ねた。

校門まで歩く時、私たちは注目の的だった。

黄色い声が上がりながら私たちは歩いていく。
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