貴方の視線。






足音が近づいてきた…

...どうしよぉ




えっ!? 私の頭を優しく撫でてる...

...なにしてるの




手が止まった....
そう思った瞬間、私の唇にじんわり暖かい感触。



気づくのに少し時間がかかった。




私........橋本君にキスされてる?






その後スッと唇が離れ、足音は遠ざかっていった。



私は目をそっと開いた。





もう誰もいない教室...橋本君の姿はなかった。






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