当て馬ならし
内容はこれでいいとして・・・

さりげなく、
王子の疲れを一瞬でも
忘れてもらえる工夫・・・

うーん・・・
考えをめぐらす。

絵を書くにしても
私には絵心は残念ながらない。

幼い私が父を書いた絵は
『うに』という題名が
ついてしまったほどだ・・・、

折角知的アピールなのに
お子様かって思われたら台無しだ。

押し花は・・・?
時間ないわね
なにか小さなプレゼント・・・
森を走るのが好き・・・
森・・・
木の枝?
―封筒に入るぐらいの枝って
 ゴミかとおもわれちゃう
愛馬の毛?
―怒られちゃうよ、てか怖いし

あーこまったなぁ

考えたり・・・
途中で気分転換という
現実逃避で昨日借りた本を読んだりして
午前中が過ぎていく。

短編の物語が思いのほか面白くて、
あっという間に読んでしまった。
他の本も早く借りたくなった。
今夜も行ってみようそんな事を思って、
わー、違う違う!!!
何とか手紙の存在を思い出す。

最悪、時間切れで
このまま提出ってのも
ありなのかぁ・・・
と煮詰まって来たところで
ハトナが昼食の相談で部屋にきた。
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