当て馬ならし
そして、舞踏会では王子と
この国の伝統にしたがったワルツを
踊るという。

独特のスッテプや
決まりごとがあり、
それを覚えなければいけないらしい。

1日に2人ずつ
王子とのワルツの稽古をする。

そしてこれからは朝食と夕食は
このように候補者全員で
とる事になる。

その時、今日は帰国する姫の対応で
この晩餐会に参加できていない関係者も
いるらしいので
そういう人物を紹介していくと言う。
さらに稽古のない日は
王子の公務を見学しにいくという
予定もある。

今まで隔離されて個別対応されていたのに
急に協調性を求められる内容に変わった。
王子との親睦を深め
行動範囲を増やして
自分をより見てもらう
ある意味ここからが本番だ。

やっとスタートラインに立った
そう思った。
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