当て馬ならし
私たちは中庭で昼食となる。
この地方で取れた食材を
ふんだんに使った料理で、
羊の肉が使ってあるのが
珍しくて美味しかった。

昼食後はアル王子は
一足先に別の公務へ向かう
という事で私たちとは別れた。

今日はあのツインテールちゃんと
お友達は猫をかぶっているのか
始終おしとやかだったし

天然さんも私にビビリながら
荷物はしっかり管理していた。

私たちは食後のお茶を
楽しんだりしながら
風車の回るのをながめたり、
ダンスが難しいという話をしたり
国では何が流行っているとか、
他愛のない話をして時間を過ごした。
< 190 / 437 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop