当て馬ならし
第四話 当て馬飛ばし
風景が変わって、
明かりも少なくなっていく。
満月に近い月が出ているので
行き道はあかるい。
森の入り口で荷物を隠し、
奥へ向かう。
息が上がっているが、
夜の森はひんやりしていて
火照った体にはちょうどいい。
なんとか、件の城壁の場所までは
ついたもののかなりの時間を
費やしてしまった。
探索して帰ってギリギリか・・・
そんな事を思いながら、
森の奥へ方向を気にしながら入ってく。
城壁から見える城内の建物と森を見ながら、
ジフェルが通り抜けたのは
このあたりだと憶測を付ける。
月明かりを頼りに、
もしもの時にはと用意した
太ももに仕込んでおいた
護身用のナイフを構える。
明かりも少なくなっていく。
満月に近い月が出ているので
行き道はあかるい。
森の入り口で荷物を隠し、
奥へ向かう。
息が上がっているが、
夜の森はひんやりしていて
火照った体にはちょうどいい。
なんとか、件の城壁の場所までは
ついたもののかなりの時間を
費やしてしまった。
探索して帰ってギリギリか・・・
そんな事を思いながら、
森の奥へ方向を気にしながら入ってく。
城壁から見える城内の建物と森を見ながら、
ジフェルが通り抜けたのは
このあたりだと憶測を付ける。
月明かりを頼りに、
もしもの時にはと用意した
太ももに仕込んでおいた
護身用のナイフを構える。