当て馬ならし
そのまま、城壁の方へ向かって
飛んでいく。
「あ!ドレス!!」
森の入り口に隠した荷物を思い出した。
「チッ・・・」
面倒くさそうな舌打ち
・・・なんか久しぶりに
聞いた気がする・・・
「あ・・・ファルゴアへ
帰るときにでも・・・
回収するし・・・いいや」
「どこ?」
怒ったようなぶっきらぼうな言葉に、
おずおずと大体の位置を指さす
「後で届ける。
そろそろ他の姫達が帰ってくる
・・・急ぐぞ」
そっか、私が単独行動をとった一部始終は
彼はしってるのか・・・
はやり見張られていたんだろう
考えてみたら昨日の今日だ。
手の空いた時間で監視するなら
私だろうなぁと思う。
しかも、城下に出るとか・・・
自分で考えても怪しいと思う。
もしかしたら・・・
このまま私は牢屋に入れられてしまうかも。
それぐらいの不審な行動ではあった。
ただ、私を抱えて飛ぶラル王子の腕が
・・・優しくて・・・
とりあえず、
私の行動の理由を説明する時間は
与えてくれるつもりだと思った。
飛んでいく。
「あ!ドレス!!」
森の入り口に隠した荷物を思い出した。
「チッ・・・」
面倒くさそうな舌打ち
・・・なんか久しぶりに
聞いた気がする・・・
「あ・・・ファルゴアへ
帰るときにでも・・・
回収するし・・・いいや」
「どこ?」
怒ったようなぶっきらぼうな言葉に、
おずおずと大体の位置を指さす
「後で届ける。
そろそろ他の姫達が帰ってくる
・・・急ぐぞ」
そっか、私が単独行動をとった一部始終は
彼はしってるのか・・・
はやり見張られていたんだろう
考えてみたら昨日の今日だ。
手の空いた時間で監視するなら
私だろうなぁと思う。
しかも、城下に出るとか・・・
自分で考えても怪しいと思う。
もしかしたら・・・
このまま私は牢屋に入れられてしまうかも。
それぐらいの不審な行動ではあった。
ただ、私を抱えて飛ぶラル王子の腕が
・・・優しくて・・・
とりあえず、
私の行動の理由を説明する時間は
与えてくれるつもりだと思った。