当て馬ならし
手も足も体も・・・
怠くて動かない
頭もあんまり働かない・・・
夢と現実の境界線が曖昧で・・・
自分が寝ているのか・・・
起きているの定かじゃない・・・

身体がうまく動かないから、
おなかが空くとハトナが
心配そうな顔をして、
スプーンでお粥を食べさせてくれる
「子供みたいね」
って笑うと
その冷静なはずのメイドが
心配という顔を隠しもしないで言う
「子供みたいに早く起きあがって
 走り回るぐらいになって
 くださいませ。」
あーあー心配させちゃった
・・・ごめんって思うけど・・・
また眠くなって・・・

私は竜の傍によりそって眠る
< 378 / 437 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop