大好きだったよ、先生。





じっとりと汗ばんだ体が、夢なんだと実感させる。







よかった、夢で。












「…っはぁ。離任とか…絶対やだ」





もしこれが正夢なら。



いや、ただの夢だし…








……でも、離任するかどうかは先生次第なんじゃない?









だったらあたしが今できるのは




何があるかわからないからこそ気持ちを伝えること…







「夢みたいに情けないことはしたくない」







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