空へキミに
「ばか・・・佳織・・・何してんの?」

「だってぇ・・・泣」

「ほんとばかだよな・・・佳織」

「そんなに言わなくても・・・」

「まぁまぁ~そんな責めない責めない~佳織は眠かったんだもん。仕方ないさ」

「聖くん。」

「甘やかさないで。聖」


私、大宮佳織は・・・馬鹿です。
なのに友達の佐藤雅、中山聖、加賀優は頭がいい・・・
私だけはずれていた。

「2人はさ付き合ってて幸せでいいなぁ~」

「そそそそんなこと関係ないじゃん」

顔を赤らめて言う雅。

聖くんと雅は付き合っていた。

「じゃあ俺と付き合おうよ~佳織~」

「嫌」

優の話をスルーした。
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