どんなに願っても…
咲を助けたいがために咲の行く高校を先生に教えてもらい俺もそこを受けた
1年の頃は同じクラスにはなれなかったが2年で同じクラスになれて嬉しかった
何故なら、この学校は3年は2年の持ち上がりだからクラス替えはない
席も隣でラッキーと思って咲を見てみたら何とも言えない顔つきだった…
やっぱり、俺嫌われてるのか?
そうだよな…
本当にあの頃に戻りたい…
親になんて言われようが咲を助けるべきだった…父親も母親もいなくなってしまった咲は誰も頼る人がいなかったのに…
俺はそんな咲を見捨ててしまったんだ…