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案の定、僕は目覚ましの音で気が付いた。

目覚ましの音にもしばらく気が付かなかった。

外を見るともう真っ暗だった。

自分で点けたはずだけれど、いつ電気を点けたのかも覚えていない。

そうだ、ハルを迎えに行くんだ。

あの手を握らないと僕は心が休まらないことを思い出した。
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