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お昼を食べ終えてお皿を洗っていたら、和馬が拭くのを手伝ってくれた。

一緒に皿を拭いていたら、ふと聞くのを忘れていたことを思い出した。

「そういえば、和馬、あの時何を言ったの?」

「何って?」

「浩介に何を言ったの?」

「ああ、あれ?やっぱり気になるよね?」

あ、悪い顔になってる。

ずっと私が気にしているのわかってるくせに、そういうこと言うんだから。

「うん、気になる」

「ハルには言っておいた方がいいかもしれないね」

本当に何を言ったの?

和馬は斜め上を見上げた。

「まあ、言ってしまえばハッタリ」

「え?」

「ハッタリというか、嘘」

「ええ?どういうこと?」
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