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私がシャワーを浴びている間に、和馬はコンビニに行って朝ご飯を買ってきてくれた。

私はなんかボーッとしてしまって、何をしてもふわふわしていて、出勤時間もギリギリになってしまった。

「大丈夫?」

玄関での見送り、いつもより距離が近い?

「やっぱり休む?」

ニヤッと和馬は笑って近づくと私を抱き締めてきた。

「大丈夫!」

「そ?じゃ、いってらっしゃい」

「……いってきます」

お弁当も持ってきたし、大丈夫。

ちょっとボーッとしてるけど、ちゃんと仕事の私に戻らないと。

いつもの時間の電車に乗って、手摺に掴まって外を見た。
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