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本当に変なことにならなければいいけど。

どうして和馬はこんなことに積極的に係わってくるんだろう。

殴られることだってあり得るのに。

まさか殴られるなんてあり得ない、って思ってるのかな。

「……本当に、殴られるかもよ」

「だから大丈夫だって」

「本当なんだよ」

「負けないからって意味なんだけど」

「そんな……」

殴り合いなんてされても困る。

私は不安で不安で、たまらなくなった。

「大丈夫。幼なじみに怖い思いはさせないよ」

和馬は微笑んでそう言った。

どういうつもりなのか、全然わからない。
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