冬に咲くヒマワリ
「ぶっっっっ!」
想像してたら、何だか急にこっ恥ずかしくなって思わず口に含んだコーヒーが出そうになる。
水着、ヤバくねぇ!?
超~鼻血もんじゃんか!
よからぬ考えが俺の思考をストップさせた。
…やっぱり、俺は玲には敵わねぇわ。
ふっと笑顔をこぼした俺は、コーヒーを一気飲みして喫煙室を出た。
どうしたって、俺は君にとって『男友達』でしかないんだろうけど
それでも何故か、俺はこんなにも幸せで。
君が、笑っていてくれればもうどうなっても構わない。
本気でそう思うんだ。
だって、こんな幸せな片思いしてるのって
きっと世界で、俺一人だから。
『好きだよ。』
なんて言ったら、君は笑うかな?
それとも驚く?
だけど、絶対言ってなんかやらねぇんだ。
君の、夏の太陽よりも眩しい笑顔を
ずっと傍で見ていたいから。
永遠に。
【you're my sunshine】
fin,